海外債券型

海外債券型投資信託の主な投資対象は、海外で発行されている国債や地方債などの債券です。株式が組み入れられることもあります。

海外の債券の特徴は国内債券と同じように、元本保証と、償還(満期のようなもの)まで保有していれば保有期間中の利子が保証されることなのですが、これはあくまでも発行している国の通貨での話です。


例えば、10年間毎年500ドルの利子が受け取れるアメリカの国債を3万ドル買ったとしましょう。利子は毎年500ドル受け取れるし、償還時(満期のようなもの)には3万ドルが返ってきます。

でも、その10年の間に1ドル100円が1ドル80円になったとしたら・・・、

 購入金額   3万ドル × 100円 = 300万円
 償還時までに受け取る合計金額  (3万ドル + 500ドル × 10年) × 80円 = 280万円20万円の損失!


なんと20万円もの損失が出てしまいました!(もちろん逆に儲けが出ることもあります)

つまり、為替が非常に影響してくるという特徴があるのです。

海外債券型投資信託に限らず、海外の資産に投資する為替ヘッジをしない投資信託は全て為替の影響を受けるものと思ってください。

海外の債券自体の値動きは小さいのですが、為替の影響が非常に大きいので、海外債券型の投資信託の値動きは割と大きめです。

しかし、海外の債券には高い利回りのものが多く、たくさんのインカムゲインが期待できるので投資対象としてはなかなか魅力的でしょう。

海外の債券でも、新興国と呼ばれる国が発行している債券はハイ・イールド債が多いので注意が必要です。

いくつかの債券がデフォルトすることを前提に、高い利回りが期待できるが信用力の劣るハイ・イールド債を細かく分散して組み入れ、リスクを分散させた投資信託をハイ・イールド型投資信託と呼ぶこともあります。


海外債券型投資信託は、ハイリスク・ハイリターンとまではいかないものの、ミドルリスク・ミドルリターン程度の投資信託です。

世界規模で見たときに、円の価値が相対的に下がってしまうリスクを回避(円安対策)するためにも、少しはポートフォリオに組み込んでおきたいところです。

信託報酬などの各種手数料は若干高めです。

今日のポイント
海外債券型の主な投資先は、海外で発行される国債や地方債

為替の影響をストレートに受けるので注意!

円安対策として少しは持っておきたい

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