積極的運用

積極的運用というのは、読んで字のごとく『積極的』に運用することです。『攻め』の運用ともいえますね。

積極的運用はアクティブ運用とも言われ、このような運用方法をとる投資信託のことを『アクティブファンド』と呼びます。


では具体的にどのように運用するのか見てみましょう。


アクティブファンドの場合、市場平均を上回るリターンが得られるように、ファンドマネージャーが積極的に投資資産の売買などを行います。市場平均というのは、日本株の場合だと日経平均株価やTOPIXのことです。


株を組み入れた株式投資信託の場合は、割安な株や今後の成長が見込める株をファンドマネージャーが選んで、それらを積極的に投資信託に組み入れていきます。

債券を組み入れた債券投資信託の場合は、信用力は低いけれど高い利回りが期待できる低格付債やハイ・イールド債を積極的に組み入れていきます。


割安な株が適正な価格に戻ったり、成長が見込める株が順調に成長するなど値上がりすれば大儲けできますし、高い利回りが期待できる債券が、期待通りの利回りで回ってくれれば同じく大儲けできるでしょう。しかし、これら投資資産は逆に動く可能性もあるのです。

このように、アクティブファンドというのはファンドマネージャーの能力が投資結果に大きな影響をもたらすという性質を持っており、うまくいけば大儲けすることも可能ですが、逆に大損する可能性もあるのです。




実は、現在日本で売られている投資信託の約9割がアクティブファンドです。しかし残念ながら、その6割以上が市場平均を下回っています。つまり損をしているのです。


このような結果になる原因のひとつとして、アクティブファンドの信託報酬の高さが上げられます。


投資信託にかかる手数料』で信託報酬は0.5%から2.0%くらいと述べましたが、アクティブファンドというのは大体1%を超えることが多く、これが投資結果に影響してくるのです。

例えば、信託報酬が1.5%のアクティブファンドを10年間保有したとしたら、それだけで15%もの信託報酬が発生するのです。15%の信託報酬を稼いで尚かつリターンを得るというのはとても難しいことだと思いませんか?

もちろん、優秀なアクティブファンドもたくさんありますが、長期的に資産形成を目指すのであれば、後で説明するインデックスファンドに重点を置くべきだと考えます。


今日のポイント
積極的運用とは、市場平均を上回るリターンを得るように運用することであり、そのような運用をする投資信託をアクティブファンドと言う。

アクティブファンドは信託報酬が高いので、長期の資産形成には不向き!

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