ノーロードにだまされてはダメ

購入時手数料(販売手数料とも言う)が無料の投資信託のことをノーロード投資信託と呼びます。

購入時の手数料が無料ですので、購入金額が丸ごと全て投資に充てられ、とても効率が良くお得感もあります。

購入するならノーロード投資信託を選びたいところです。

しかし、ノーロードというだけで購入するのは危険です。


ここで問題です。

以下の2つの投資信託(A投信、B投信)では、どちらの方が良い結果を残せそうですか?


①A投信
・購入時手数料 3.15%
信託報酬 0.5%
信託財産留保額 0.3%

②B投信
・購入時手数料 0%ノーロード
信託報酬 1.8%
信託財産留保額 0%(無し)


投資信託によって運用成績はまちまちなので、ズバリどちらが良いか答えを出すのは難しいのですが、どちらの投資信託もほぼ同じ内容(規模・投資先・運用方法など)であるとすれば、ノーロードではない①のA投信の方が圧倒的に有利です。

理由は保有年数ごとの合計手数料を見れば一目瞭然です。

保有期間が1~2年はノーロードである②のB投信の方が有利ですが、3年目以降は購入時手数料がかかる①のA投信の方が有利になっており、保有年数が伸びれば伸びるほど手数料の差が開いていきますよね。

ノーロードでしかも信託財産留保額が不要だとしても、信託報酬によっては数年でそのアドバンテージを失うわけです。


もちろん、購入時手数料が無料となるノーロード投資信託は魅力的ですし、ノーロード自体は全く悪くありません。むしろノーロードの方が嬉しいです(笑)。


しかし、長期保有を前提とする投資信託においては、ノーロードであるか否かよりも、信託報酬運用方法など注意するべき点が多々ありますので、くれぐれもノーロードというだけで購入するのは止めましょう。

ノーロードということはあくまでも参考程度にとどめておいて、総合的な判断の基に投資信託は選ぶべきなのです。

今日のポイント
ノーロード投資信託は魅力的だが、 ノーロードというだけで購入するのは危険!

ノーロードか否かよりも、 信託報酬や運用方法を重視するべし!

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