ベンチマークと比較する

ベンチマークとは、投資信託が運用の目標とする指数のことで、アクティブファンドならベンチマークを上回る運用を目指しますし、インデックスファンドならベンチマークと同じ動きになるような運用を目指します。

投資信託は、それぞれ目標とするベンチマークを決めており(ベンチマークを決めていない投資信託もあります)、運用レポートなどで運用結果とベンチマークとの比較を公表しています。


つまり、投資信託の良し悪しを判断するには、運用結果がベンチマークと比べてどのようになっているかを見れば分かると言えます。

比べると言っても、投資信託の運用スタイルによって比べ方が変わってきますので注意が必要です。

運用スタイルには、『運用方法で性格も変わる』でご説明したように、『積極的運用』と『消極的運用』のふたつがあり、積極的運用を行う投資信託をアクティブファンド、消極的運用を行う投資信託をインデックスファンドとそれぞれ呼んでいます。

アクティブファンドとインデックスファンドでは、それぞれベンチマークとの比較方法が異なりますので見てみましょう。


①アクティブファンド
アクティブファンドは、目標とするベンチマークを上回る運用成績を目指して運用されるわけですから、当然ベンチマークより良い成績を収めてなければ良いアクティブファンドとは言えません。

下の図をご覧下さい。これは、あるアクティブファンドの運用成績をグラフにしたもので、運用レポートで公表されたものです。

グラフからも分かるように、運用成績が常にベンチマークを上回っています。時期によってはベンチマークを2倍以上上回る成績を収めている所もあります。

将来に渡って同じ運用成績を残す保証はありませんが、少なくともアクティブファンドとしては良いアクティブファンドといえるでしょう。


次も、あるアクティブファンドの運用成績をグラフにしたもので、運用レポートで公表されたものです。

このアクティブファンドは、ほぼベンチマークを下回る運用成績しか残せていません。

将来ベンチマークを上回ってくる可能性もありますが、あまり期待できそうにありませんので、アクティブファンドとしては悪いアクティブファンドといえるでしょう。


②インデックスファンド
インデックスファンドは、目標とするベンチマークと同じ動きになるような運用を目指しているわけですから、当然ベンチマークと同じ動きをしていなければ良いインデックスファンドとは言えません。

下の図をご覧下さい。これは、あるインデックスファンドの運用成績をグラフにしたもので、運用レポートで公表されたものです。

本当にキレイにベンチマークと同じ動きをしていますね。

インデックスファンドは、ベンチマークと同じ動きになるような運用を目指していますので、このインデックスファンドは良いインデックスファンドと言えるでしょう。


次も、あるインデックスファンドの運用成績をグラフにしたもので、運用レポートで公表されたものです。

このインデックスファンドは、時間の経過と共にベンチマークの動きから離れてしまっています。

これは、インデックスファンドの運用スタイルと違う結果になっていますので、インデックスファンドとしては悪いインデックスファンドと言えるでしょう。


このように、投資信託を評価するモノサシとしてベンチマークを利用すると、良し悪しの判断がつきやすいのです。

今日のポイント
投資信託の良し悪しはベンチマークとの比較で判断する

①アクティブファンドなら ベンチマークを上回っていれば良!
②インデックスファンドなら ベンチマークと同じ動きなら良!

【良い投資信託の見分け方】 メニュー

スポンサードリンク

このページの先頭へ

イメージ画像