積み立ては便利で有利

投資で大事なことのひとつに分散投資が挙げられますが、この分散投資の『分散』について考えたとき、まずは『資産』を分散させることを思い浮かべるのではないでしょうか?

例えば、国内株式に50%、海外株式に30%、海外債券に20%といった具合に。

もちろん、資産を分散させることは非常に大事ですが、もう一つ分散させなければならないコトがあるんです。

それは『時間分散』です。読んで字のごとく時間を分散するのです。

前置きが長くなりましたが、この時間分散を手軽に実行できるのが『積み立て』です。では積み立てを利用して時間を分散するとどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

投資信託を買うときをイメージしてください。たぶん、何十万円、何百万円といった大金を使って一気にドンッ!と買うイメージが浮かびませんか?

この一気にドンッ!と買う方法を『スポット買い』といい、自分の好きなタイミングで買うことができます。

このとき最安値で買えれば最高なのですが、世の中そんなに甘くはありません。最安値を確実に予測できるのなら誰も苦労はしません(苦笑)。一気に買ってしまった投資信託が、実は高値掴みだったというのはよくある話です。

スポット買いは、うまくいけば大きな利益をもたらしてくれますが、逆に大きな損失を被ることもあるので、長期的に安定した資産形成をするうえでは都合が悪いですよね?

そこで、一か八かを避けるために積み立てを利用して時間分散をするのですが、時間分散することによって、『ドルコスト平均法』という投資方法の恩恵が受けられるようになります。

ドルコスト平均法』というのは、毎月一定の投資信託を買っていく投資方法のことで、これを行うことで、結果的に買い付けの平均単価が安くなるといったなんとも不思議な現象が起こるのです。


積み立てを利用して投資信託を買う場合に気を付けて欲しいのが、一定の『口数』を購入するのではなく、一定の『金額』を購入するということです。ここ大事です!

では実際に、一気に購入した場合、一定の口数を購入していった場合、一定の金額を購入していった場合、それぞれどうなるか試してみましょう。

まず、表中の緑の文字が確定している事です。この確定している事を元に、どのような結果になるのかを表にまとめてみます。

【一気に購入した場合(スポット買い)】
基準価額の推移 10,000円 12,000円 8,000円 7,000円 11,000円 合計 1万口あたりの単価
何口買えるか? 50,000口 - - - - 50,000口
5万円買う 50,000円 - - - - 50,000円 10,000円

【毎月一定の口数を購入していった場合(積み立て)】
基準価額の推移 10,000円 12,000円 8,000円 7,000円 11,000円 合計 1万口あたりの単価
月々1万口買う 10,000口 10,000口 10,000口 10,000口 10,000口 50,000口
いくらかかるか? 10,000円 12,000円 8,000円 7,000円 11,000円 48,000円 9,600円

【毎月一定の金額を購入していった場合(積み立て)】
基準価額の推移 10,000円 12,000円 8,000円 7,000円 11,000円 合計 1万口あたりの単価
何口買えるか? 10,000口 8,333口 12,500口 14,285口 9,090口 54,208口
月々1万円買う 10,000円 10,000円 10,000円 10,000円 10,000円 50,000円 9,223円


結果はご覧の通りで、毎月一定の金額を購入していった場合が一番単価が安くなりました。

毎月一定の金額を購入していくと、基準価額が高いときには購入する口数を少なく、低いときには購入する口数を多くすることができるので、結果的に平均単価が低く抑えられるのです。

もちろん、基準価額が7,000円のときに一気に購入できれば一番良いのですが、基準価額が12,000円→8,000円→7,000円と下がっていく中で、ドンピシャで7,000円で購入できるでしょうか?

おそらくほとんどの方が「まだ下がるんじゃないだろうか?」といった心理状態になると思います。

そんな時でも、自動積み立てなら機械的に淡々と買っていけるので、値動きに一喜一憂しやすい方にもお勧めです(笑)。


ドルコスト平均法にも弱点はあります。

例えば、基準価額がず~っと値上がりしているとか、ず~っと値下がりしているなどでは恩恵を受けることができません。

ず~っと値上がりしているのであれば、一番最初にスポット買いするのが一番良いですし、ず~っと値下がりするのであれば買わない方がマシということになるのです。



でも、相場ってそんな単純じゃないですよね?


だからこそ、積み立てを利用して時間分散をするのです。





実際の積み立て方法についてですが、月々500円から積み立て可能で、しかも指定した銀行から自動引き落としで投資信託を買い付けてくれるとても便利なサービスがネット証券にはあります。

自動引き落としというのがポイント高いですよ!証券会社の口座にいちいち入金する手間が省けますので、入金忘れや忙しくて入金できなかった月の残高不足による積み立て不能を回避できるんです。

今日のポイント
積み立ては 時間分散 ができ、 ドルコスト平均法 の恩恵を受けることができる

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