営業マンのお勧めは避ける

いきなりですがあなたに質問です。

あなたはあるお店のオーナーで、二つの飲み物を販売していたとしましょう。どちらの飲み物も300円でお客さんに販売しているとしたら、あなたならどちらを積極的に売りたいですか?

①オレンジジュース (1杯あたりの利益は200円)
②グレープジュース (1杯あたりの利益は100円)

おそらく、ほとんどの方は①のオレンジジュースと答えるのではないでしょうか?

理由は簡単ですよね。①のオレンジジュースの方が、②のグレープジュースより2倍儲かるからですよね。

お客さんがどっちにしようか迷っていたら、「このオレンジジュースに使われているオレンジは、ビタミンたっぷりでとっても健康的ですよ!」とか言って、①のオレンジジュースをお勧めすると思います。

本音は、お客さんの好みや健康よりも自分の利益です(苦笑)。


これと全く同じ事が投資信託の営業でも行われているのです。

販売会社や運用会社は、手数料がタップリ取れる投資信託とほとんど取れない投資信託のどちらを売りたいでしょうか?

もちろん、手数料がタップリ取れる投資信託を売りたいと思っているはずで、営業マン(ウーマン)にもそのように指示しているでしょう。あるいはインセンティブ(ご褒美)を設定しているかもしれません。

お客さんのことを本気で考えて営業している営業マン(ウーマン)は非常に希で、とにかく自分たちの利益が最大限になるよう努力しており、その結果が人気ランキングにも強く影響しています。

まぁ投資信託の販売会社も民間企業ですから、利益を追求するのは当たり前ですので非難はできませんが、販売会社とお客さんとのスキル(情報量や活用法)の差があまりにも大きい場合があり、これが基でトラブルに発展することも多々あります。

しかし、トラブルになっても、販売会社側が明らかに悪質な場合を除いては泣き寝入りになることが多く、最終的には自己責任で片づけられてしまいます。


いつの時代でもそうですが、本当に良い物は、大々的な宣伝や猛烈な営業をしなくても売れるものなんです。

しかし、投資信託に関しては、お客さん側に本当に良い物を見つけられるだけのスキルが無い場合が多く、どうしても派手な宣伝や営業マン(ウーマン)のお勧めに引っかかりやすいのです。

営業マン(ウーマン)やネット証券のお勧め投資信託はひとまず保留しておいて、長期の資産形成に適した内容かどうか、『良い投資信託の見分け方』を参考にしながら判断してください。

今、目の前の窓口でお勧めされている場合は、「今買わないと、明日には値上がりするかもしれませんよ!」などと言って購入を急かされるかもしれません。

しかし、たとえ明日値上がりしたとしても、長期投資においてはそんなことは取るに足らないことですし、日々の値動きに一喜一憂するのは愚かなことですので、冷静に「帰ってジックリ考えます」と言って保留しましょう。

とにかく、自分が営業マン(ウーマン)だったらどうしたいかを考えると良いですよ(笑)。

今日のポイント
営業マンやネット証券のお勧めは、 お客さんのためではない

お勧めされても 即決しない!

自分が営業マンならどうしたいかを考えてみる

【投資信託の上手な買い方】 メニュー

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