投資信託の儲けと損

定期預金などの預金(外貨預金は除く)は、元本が保証されていて利子分だけ増え続けていきますが、投資信託は増えることもあれば減ることもあります。つまり、儲けたり損をしたりすることがあるのです。

それでは投資信託の儲けと損について見てみましょう。

①儲けの要素
まず投資信託には儲けの要素が2つあります。1つが分配金インカムゲイン)で、もう1つが売却益キャピタルゲイン)です。

まず分配金についてですが、分配金とは、投資信託の決算時に投資者に支払われるお金のことで、年に1回の決算なら年に1回、毎月決算なら毎月分配金が支払われます。分配金が支払われない投資信託もあります。



よく分配金を預金の利子のようなものと思っている方がいますが、これは大きな間違いです。

分配金は投資信託の資産から支払われますので、支払われた分配金の分だけ資産が減り、基準価額もその分下落するのです。

次に売却益についてですが、売却益とは、投資信託を解約したときの基準価額が購入したときの基準価額より上昇していれば、上昇している分だけ儲けになります。

例えば、購入したときの基準価額が8,000円で、解約したときの基準価額が10,000円だとしたら、10,000円-8,000円で2,000円上昇したことになり、この上昇分2,000円が売却益となるのです。


②損の要素
次に投資信託の損の要素ですが、これは売却損キャピタルロス)しかありません。

先ほど儲けのところでお話ししました売却益の反対です。解約したときの基準価額が購入したときの基準価額よりも下落していれば、下落分だけ損になるのです。

しかし、売却損が出たとしても、売却するまでに売却損を上回る分配金を受け取っていれば、トータルでは儲けが出たことになります。

例えば、購入したときの基準価額が10,000円で、解約したときの基準価額が8,000円だとしたら、8,000円-10,000円で2,000円下落したことになり2,000円の売却損がでます。

でも、解約するまでに3,500円の分配金を受け取っていたとすると、ー2,000円+3,500円でトータル1,500円の儲けがでた事になるのです。

もちろん、受け取った分配金を上回る売却損が出た場合はトータルで損をしたことになります。


このように、投資信託の儲けと損は、売却益あるいは売却損と分配金のトータルで判断する必要があるのです。

今日のポイント
投資信託の儲けの要素は 分配金 売却益 の2つ、損の要素は 売却損 のみ。

儲けたか損したかは、 売却益 あるいは 売却損と分配金のトータル で判断すること!

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